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May 27, 2009

ボートの係留方法について

ボートの係留方法についての問い合わせがありましたので、解説をします。

・・・とは言っても、係留の方法は様々で、係留場所の地形、干満差、風の具合、稼動頻度などいろんな要素を勘案して決定されるもので、これらの条件によって千差万別です。
したがって、ここでご紹介する係留方法はあくまでも、僕の係留場所での方法ですので、必ずしも全てこの方法でいいというわけではありません。あくまでも参考とお考えください。

念のため、僕の係留場所の状態、条件を整理します。

① 周囲の船は少なく、ある程度空間(隣の船との距離)が取れる。
② 干潮時は手前が干上がってしまうため、岸壁近くには係船できない。
③ 入り江の奥で、風、波共に年中穏やか。
④ 月に1,2回船を出す程度。
⑤ 16フィートほどの小型船

このような感じです。
なので、僕は常に沖めに船を出しておきたかったわけです。ただし、乗船、下船の際はテンダーなどを使うのは面倒なので、乗船の際は簡単に船が引き寄せられ、停泊時は沖に出せるようにしたかったわけです。

そこで、採用したのが下のシステムです(クリックで拡大します)

基本的なシステム
Anka1

まず沖に出来るだけ大きめの常アンカーを打ちます。
僕は16フィートの小型船ながら、1メートルほどの鉄製のアンカーを使いました。

アンカーから水深の3倍程度のロープを出し、ロープの先に丸ブイステンレス製の丸カンを装着します。
ロープもできるだけ太いものがいいでしょう。とにかく安全性を重視です。
ここまでは、陸上で用意しておきましょう。

アンカーを沈め、しっかり固定されたことが確認できたら、係船用のロープを設置します。

アンカーの先の丸カンにロープを通したら、これを陸との間でループ状にします。
こうやって出来た、ループの片側に船を固定するわけです。
船を固定するにはロープ途中に輪を作り、船のクリートに引っ掛けるといいでしょう。

これで設置は完了です。

設置後は船を固定した側を引っ張れば、船は陸に近寄り、逆側を引っ張れば船は沖に出て行ってくれるわけです。

ご理解いただけましたでしょうか?




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